「お金は無いけど何とかして起業したい!」
「起業に必要なお金を貯めるだけで何年もかかりそう」
こんな風に感じている方はこのブログを読んで下さい!
僕は預貯金が100万円ぐらいの時に起業しました。
訪問鍼灸マッサージという事業を始めたのですが、預貯金が100万円でも起業出来た理由は大きく2つあります。
①固定費の低い事業だった
②お金を借りることが出来た
この2つがお金が無くても起業する大きなポイントです!
今回の記事では、実体験をもとにお金が無くても起業する方法を4つご紹介します!
お金が無くても起業する方法4選
・固定費の低い事業を選ぶ
・親族や友人からお金を借りる
・銀行からお金を借りる
・クラウドファンディングでお金を集める
この4つがお金が無くても起業する4つの方法です。
それぞれの方法について深堀していきます!
固定費の低い事業を選ぶ
事業を継続する上で固定費を低くすることはとても重要です。
参考までに僕が経営している訪問鍼灸マッサージの1か月の固定費を紹介します。
カーローン 3万円
ガソリン 2万円
顧問税理士 2万円
治療器具 1万円
保険請求代行 1万円
広告宣伝費 5千円
固定電話 5千円
合計 10万円
毎月の固定費が10万円ということは毎月10万円の売り上げがあれば赤字にはならないということなので、余程の事が無い限り廃業することはありません。
固定費が高い事業だと頑張って売り上げを伸ばしても利益が残りにくいため、お金が無い状態で起業するとすぐに資金が底をつきます。
店舗を持たない
訪問鍼灸マッサージは店舗を構えなくても出来る事業です。
固定費が高くなる大きな要因が店舗を持つということです。
賃料・光熱費・水道代などが必要になるため、固定費が一気に跳ね上がります。
事業内容によっては店舗を持たざる負えないものもありますが、お金が無いのに店舗を持つ事業を始めるのは金銭的リスクが大きいです!
従業員を雇わない
僕は社員やアルバイトを雇わずに妻と2人だけで事業をやっています。
従業員を雇った場合、正社員なら1人につき最低30万円の固定費アップになります。
最初から売り上げが安定しているのなら雇ってもいいかもしれませんが、お金が無い人がやることではありません!
まずは小さく始めて必要に応じて人を雇うことをおすすめします。
固定費の低い事業を選ぶことで事業を続けやすくなるという話をしましたが、どんなに固定費を下げてもお金が足りないこともあります。
そんなときにお金を用意する方法として3つの方法を紹介します!
親族や友人からお金を借りる
起業したくてもお金が足りない時にまず思いつくのは、親族や友人からお金を借りることという人が多いのではないでしょうか。
親族や友人からお金を借りれば利息を返済しなくても良いので、キャッシュフローは楽になると思います。
ただ、お金を貸してくれる人がいるかどうかは今まで築き上げた人間関係のよっても違いますし、友人からお金を借りると今までの関係が崩れるリスクもあるので、だれにでも出来る方法ではありません!
銀行からお金を借りる
僕が起業するときにお金を用意した方法がまさにこれです!
一口に銀行と言ってもたくさんの種類がありますが、僕は日本政策金融公庫からお金を借りました。
どの銀行から借りても良いと思いますが、日本政策金融公庫は日本政府が100%出資しており、創業者や零細企業に積極的に融資をしてくれるという点で優れています。
都市銀行や信用銀行などから借りるよりも利率が低く借りられる可能性が高いので、起業したいけどお金が無いという場合は1つの選択肢として考えた方が良いです!
借入の申し込みから1か月以内で借りられたので、
「どうしても1週間後に100万円必要!」
というような緊急事態でなければ問題ないと思います。
銀行からお金を借りることの1番のデメリットは利息の支払いが必要ということですが、どうしても利息を払いたくないのなら銀行からの借り入れは諦めた方がいいです。
クラウドファンディングでお金を集める
クラウドファンディングはインターネット上で自分のやりたい事業や作りたいものをプレゼンし、それに共感した人からカンパしてもらうというものです!
キングコングの西野亮廣さんがクラウドファンディングで沢山の企画を成功させていますが西野さん曰く、
「クラウドファンディングは決して金のなる木ではない」
とのことなので、誰にでも出来るものだとは思わない方が良いです。
クラウドファンディングは信用を換金する装置と言われており、地道な努力と信用がない限りお金を集めるのは難しいです。
クラウドファンディングをやることで起業する前から事業の存在を知ってくれたり応援してくれたりする人が増えるので、お金を集めつつ宣伝にもなるというのは大きなメリットです!
僕はクラウドファンディングに挑戦したことがありませんが、10年前にはなかったお金を集める方法が選択肢として増えたことが非常に大きな変化だと捉えています。
まとめ
・固定費の低い事業を選ぶ
・親族や友人からお金を借りる
・銀行からお金を借りる
・クラウドファンディングでお金を集める
この4つがお金が無くても起業する方法です!
今は昔よりも起業のハードルが下がっているので、起業したい理由が明確で強い情熱があるのなら挑戦することをおすすめします。