睡眠不足が良くないことはほとんどの人が知っていると思いますが、
「5時間睡眠でも全然平気!」
「睡眠不足でもちゃんと仕事出来てるから大丈夫!」
このように考えている人が多いと思います。
今回の記事では、睡眠不足が人間の心と身体にどんな影響を与えるのかを解説していきます!
睡眠不足があなたに与えるデメリットを知れば、睡眠不足を本気で改善しようと思うかもしれません!
僕も慢性的な睡眠不足でしたが、これから解説するデメリットを知ってから本気で睡眠不足を改善しました。
Contents
睡眠不足が心に与えるデメリット
うつ病と不安が増える
睡眠不足の人はうつと不安の傾向が高く、自尊心が低いということがわかっています。
また睡眠不足は気分や認知機能を低下させます。
心に不安を抱えていたり気分が落ち込んだりしたときは、とりあえず睡眠不足を改善してみるのもありかもしれません。
くれぐれも重い症状の場合は、必ず専門医を受診するようにしてくださいね!
怒りやすくなる
睡眠不足はネガティブな感情を増やす作用があり、ささいなことにも怒りを覚えやすくなります。
自分のためにも周りのためにもしっかり寝ましょう!
アルコール中毒になりやすい
睡眠時間が減るのと反比例してアルコールの摂取量が増えることがわかっています。
睡眠不足になると快楽を司る脳の機能が乱れて、アルコールを過剰摂取しやすくなります。
お酒を飲むと寝つきが良くなる人は多いと思いますが、お酒を飲むと睡眠の質は下がるので寝酒もNGです!
お金が減る
睡眠不足は判断能力を鈍らせて、リスクの高い投資やギャンブルに手を出す可能性が高くなるそうです!
色々な情報が溢れていますが、旨すぎる話に引っかからないように気を付けましょう!
幸福感が減る
睡眠の質が悪くなるほど幸福感が減り、仕事のプレッシャーに弱くなることがわかっています。
幸福感に関しては色々な角度がから研究されていますが、睡眠不足だと給料が低いこと以上に幸福感を下げてしまいます!
睡眠不足が身体に与えるデメリット
太る
睡眠不足になると食欲をコントロールしにくくなり太ってしまいます!
500人の男女を13年間追跡研究したところ、平均睡眠時間が7時間以下の人は7時間以上の人に比べて7.5倍肥満になる確率が高かったことがわかっています。
太りたくないのならしっかり寝るべきですね!
ガンになりやすい
夜勤が多くて体内時計が乱れている人ほど、乳ガンと大腸ガンになる可能性が高かったことがわかっています。
ガンは食事・運動・睡眠などの日常生活の影響を受けるので、ガンにならずに健康的に生きるためにも睡眠は必須です!
糖尿病になりやすい
睡眠不足だと血糖値をコントロールしにくくなり糖尿病になる確率が大きく上がります!
平均睡眠時間が7時間から8時間の人を基準にすると、6時間睡眠の人で糖尿病リスクが約1.7倍、5時間だと約2.5倍になります。
糖尿病が悪化すると他の病気にもかかりやすくなりますし、死ぬまで人工透析が必要になることもあります。
寝るだけで糖尿病のリスクを減らせるので絶対に寝ましょう!
筋肉が成長しない
筋肉はトレーニングをすると成長して大きくなるわけではありません!
トレーニングでダメージを受けた筋肉が睡眠中に回復し成長するので、どんなにトレーニングを頑張っても睡眠不足だと意味がありません。
「筋トレなんてやらないから別に大丈夫!」
と思っているかもしれませんが、普通に生きているだけでも疲労が蓄積されるので、筋トレをしていなくてもしっかり寝ましょう!
風邪を引きやすい
睡眠不足だと免疫力が落ち風邪を引きやすくなります!
少し残酷な実験ですが、被験者を風邪のウイルスに感染させたところ、平均睡眠時間が7時間以下の人は7時間以上の人に比べて発症率が約3倍だったそうです。
睡眠時間を削って風邪を引いていては元も子もないので、最低7時間は寝ましょう!
まとめ
今回は睡眠不足によるデメリットを10個あげましたが、他にも睡眠不足によるデメリットはたくさんあります!
1日24時間をどう使うのかは自由ですが、睡眠時間を極端に削って仕事をしたりお酒を飲んだりしていると、心と身体を疲弊させることになるので睡眠時間は最優先で確保することをおすすめします!
僕は睡眠不足のデメリットを知るまで、
「1日24時間しかないのに7時間も寝ていたらもったいない!」
と考え、あえて睡眠時間を減らしていましたが愚の骨頂ですね(笑)
当時の僕に睡眠不足のデメリットを説明したいぐらいです!
仕事や家庭の事情でいきなり7時間寝るのは難しい人もいるかもしれませんが、少しずつで良いので睡眠不足を改善していくことをおすすめします!