「単利的な仕事か複利的な仕事ってなに?」
と思った方が多いかもしれませんが、この考え方はこれからを生きる為にとても重要です!
「単利」と「複利」という言葉は投資を勉強したことがある方であればご存知だと思いますが、仕事にも単利的な仕事と複利的な仕事があります!
今回の記事では、仕事を選ぶときの1つの考え方を解説していきます。
完璧な条件が整った仕事を探すのは難しいと思いますが、「単利」と「複利」を意識して仕事を組み合わせることでこれからの時代を生きやすくなります!
Contents
仕事における「単利」と「複利」
そもそも「単利」と「複利」ってなに?
「単利」と「複利」は金利の付き方を表した言葉です!
「単利」は元本に対して金利が付くこと。
「複利」は元本だけでなく発生した金利に対しても金利が付くことです。
100万円を年利5%で運用した場合を比較してみます
・「単利」の場合
100万円→105万円→110万円→115万円…
上記のように5万円ずつ増えていき、20年後には倍の200万円になります!
・「複利」の場合
100万円→105万円→1102500円→1157625円…
上記のように増えていき、20年後には2653298円になります!
「単利」と「複利」で比べると約65万円の差が生まれました!
複利の大きな特徴として、時間が経つほど伸びが大きくなることが挙げられます。
20年目の金利が「単利」は5万円ですが「複利」は約12万円です。
「単利」と「複利」は投資の基本的な考え方なのですが、仕事にも当てはめて考えることができます!
単利的な仕事とは?
・アルバイト
・会社員
・自営業
・テレビタレント
・プロスポーツ選手
上記の仕事は単利的な仕事であることがほとんどです!
時間の切り売りをして稼ぐタイプの仕事は単利的な仕事になり、時給が上がることはあっても限界があります。
プロスポーツ選手で年収何十億円というとんでもない金額を稼ぐ人もいますが、選手としてプレーできる期間に限界がありますし、年収が上がり続けることはあり得ません!
複利的な仕事とは?
・投資家
・ビジネスオーナー
・ユーチューバー
・ブロガー
・インスタグラマー
上記の仕事は複利的な仕事に分類されます!
投資家やビジネスオーナーはわかりやすいと思いますが、ユーチューバー・ブロガー・インスタグラマーは視聴者やフォロワーが増え続ける限り収入が伸び続けます。
もちろん簡単に稼げるわけではありませんが、複利の力を使って年収数億円に達している人もいます!
単利的な仕事と複利的な仕事どっちが良い?
単利的な仕事のメリット・デメリット
メリット
・比較的稼ぎやすい
・参入障壁が低い
・収入が安定しやすい
デメリット
・収入が伸びにくい
・他の人と差別化しにくい
複利的な仕事のメリット・デメリット
メリット
・収入が爆発的に伸びるかもしれない
・お金以外の資産を作れる
デメリット
・すぐには稼ぎにくい
・参入障壁が高い
・再現性が低い
両方組み合わせるのがおすすめ!
単利的な仕事と複利的な仕事のメリット・デメリットをあげましたが、どちらの仕事が良いのか選ぶことは難しいですね。
僕の結論としては、単利的な仕事と複利的な仕事を組み合わせることでお互いのメリットを生かせると考えています!
僕は「単利」と「複利」を組み合わせています!
単利的な仕事と複利的な仕事を組み合わせるのがおすすめと言いましたが、僕は実際に両方の仕事を組み合わせています!
【単利的】訪問鍼灸マッサージ
訪問鍼灸マッサージという仕事を本業にしています。
法人化していますが人は雇わず実際に施術しているのは僕1人なので、ほとんど自営業と変わりません。
収入の限界はありますが、ある程度安定した収入を起業して間もないころから得ることが出来たのは単利的な仕事の良いところですね!
【複利的】ブログ
このブログは将来的に収入を生むために運営しています!
上手くいけば本業以上に稼げる可能性はありますが、まだまだ伸ばしている最中です。
ブログは今すぐ稼ぐことよりも、愚直に積み重ねることが重要なので毎日更新はしばらく続けます!
組み合わせは結構大変(笑)
組み合わせるのをおすすめしましたが、単純に時間のコントロールが大変です!
本業で8時から18時頃まで働き、帰宅してから2時間から3時間ほどかけてブログを書いているので、結構な覚悟がないと続けるのはキツイかもしれません。
それでも、長い人生のうちの数年間キツイだけで済むならましだと思うので、毎日愚直に書き続けます!
まとめ
単利的な仕事と複利的な仕事のどちらにもメリット・デメリットがあるので、あなたの目的に合わせて仕事を選びましょう!
「今の生活も大事だけど将来のために複利的な仕事もしてみたい!」
という方は、僕のように両方組み合わせてみるのも有りです。
1度きりの人生なので僕は両方頑張ることにしました。
未来の自分と相談して、いま何をやるのか決断することが大切です!