ワシントン大学の研究で、人に教えるつもりで勉強すると効率が上がることがわかっています!
今回は、ワシントン大学の研究内容を紹介しながら効率の良い勉強方法について解説していきます。
覚えることの多い学生や資格試験の勉強をする方は必見です!
Contents
ワシントン大学による研究とは?
研究内容
まず学生たちを2つのグループに分けます。
①この後にテストがあると思って勉強するグループ
②この後に他の学生に教えると思って勉強するグループ
実際に勉強した後に2つのグループに同じテストを受けてもらいました。
研究結果
②他の学生に教えると思って勉強したグループのほうが、内容を正確に思い出せる確率が高く、特に重要な情報ほど記憶できていたという結果になりました。
勉強するときの気持ちの持ちようで、効率に大きな違いが出るのは面白いですね!
人に教えるつもり勉強がどうして効率を上げるのか
要点をまとめるようになる
人に教えようと思うと、自然と要点をまとめるようになります。
テストの為に勉強すると、何となく理解したつもりで進んでしまうところですが、要点を整理しながら勉強出来ることで、テストの結果にもいい影響を及ぼすということです。
人に教えるには深く理解する必要がある
テストで結果を出すための勉強よりも、誰かに教えるための勉強のほうが内容を深く理解しないといけませんよね。
実際に誰かに教えることでより理解しやすくなりますが、教えるつもりで勉強するだけでも効率が上がることがわかっているので、こんな簡単な方法を試さない手はありません!
人に教えるつもり勉強を実践するには
勉強したことを教える人を決めておく
実際に勉強したことを教える人がいると、人に教えるつもり勉強がより大きな効果を発揮します!
例えば、高校生が歴史のテスト勉強をしているとします。
今日勉強したことを明日A君に教えることを約束します。
A君に教える為には深く理解しながら要点をまとめないといけないので、勉強の効率が上がります。
翌日A君に実際に教えることでアウトプットが出来、自然と復習することが出来ますよね。
ボイスメモに録音する
ほとんどの人がスマートフォンを持っていると思いますが、スマートフォンの初期機能でボイスメモがあります。
このボイスメモに、誰かに教えているつもりで録音するのもおすすめです!
わざわざ友達や家族に教えるとなると、あらかじめ時間を調整したり説明したりする必要がありますが、ボイスメモであれば1人で出来るので時間効率が高まります。
実際に誰かに教えるという行動ではなく、誰かに教えるつもりで勉強することが重要なので、スマートフォンのボイスメモを上手く使いましょう!
ブログを書く
これは学校のテストのようにたくさんのことを覚えたいときには向いていませんが、要点をまとめたり思考を深めたりするのにはおすすめです。
僕自身ブログを書き始めてから、読書や実生活で得た知識を忘れにくくなりました。
ちなみにこのブロブは、1記事投稿するのに2時間から3時間かかっているので、沢山の情報を理解するには効率が悪くなります。
自分の考えをまとめたり思考を深めたりするためにブログを書くというのは有りだと思います!
まとめ
全ての勉強を人に教えていくのは大変かもしれませんが、人に教えるつもり勉強は気持ちの持ち方だけで効率を上げられる点が素晴らしいですよね!
常に人に教えるつもりで勉強していれば、もっと深く理解したいと思ったところだけ実際に人に教えることでさらに効率が高まります。
社会人になってから勉強している人は少数派だと思いますが、だからこそ効率良く勉強して周りに差をつけるチャンスです!
脳は新しい情報を得ると喜ぶように出来ているので、人に教えるつもり勉強を習慣化させて脳にご褒美をあげましょう!