起業して100%成功するなんてことはあり得ませんが、成功率を高めたり、失敗したときのダメージを少なくしたりすることは出来ます!
僕の場合、起業したことで労働時間が会社員の時の3分の2に減り収入が3倍になったので、人生の選択肢の1つとして起業に挑戦することは有りだと思います!
この記事では起業での失敗を正しく理解し、起業したいと思っている人の背中を押します。
起業してそれだけで生活したい人だけでなく、副業やサイドビジネスを始めるときにも参考になる内容なので、ぜひ最後まで読んでください!
Contents
起業で失敗するとどうなる?
挑戦に失敗はつきものです。
知らないものは怖く感じるので、まずは失敗について知りましょう。
最悪の場合は自己破産
起業に失敗して多額の借金を背負い返済出来なくなると自己破産することになります。
ものすごくプラスに考えると、1億円の借金があっても自己破産をすればチャラになります。
そこまでメンタルを保てるのかは人それぞれだと思いますが。
※自己破産することにより数年間新たな借り入れが出来なかったり、資格や職業の制限を受けたりするので、自己破産を考えた場合は専門家と相談した上で決めましょう。
起業のやり方(業種)によってリスクは違う
起業のやり方によって下記のような違いがあります。
・お店を構えるのか
・人を雇うのか
・設備投資にいくらかかるのか
・銀行からの借り入れは必要か
このような条件によってリスクは大きく変わってきます。
あなたがやりたい事がどのぐらいお金が必要で、どのぐらい時間がかかるのかを理解していないと、予想していなかった規模の失敗をしてしまいます。
起業で失敗しても人生は終わらない
起業で失敗するのが怖いのは、失敗したら人生が終わるかもと思うからではないでしょうか?
成功者だって失敗している
例えば、ホリエモンこと堀江貴文氏は1度刑務所に入れられましたが、既に復活していますよね。
ドナルド・トランプ氏は4度の破産を経験したにも関わらずアメリカ大統領になりました。
成功者と言われる方々全員が順風満帆だったわけではなく、紆余曲折を経て現在の成功に結び付いているわけです。
成功者が失敗しているのに、何も成し遂げていない人が失敗を恐れていても成功出来るわけがありません。
失敗の許容範囲を考える
立ち直れなくなるような失敗をしてはいけません!
先ほど例にあげた堀江貴文氏やドナルド・トランプ氏のような大きな失敗(本人は失敗とは認識していないと思いますが)は、それに耐えられる人間である必要があります。
僕は刑務所に入れられたら立ち直れないかもしれません(笑)
失敗の許容範囲が大きい人もいれば小さい人もいるので、あなた自身がどこまでの失敗なら許容し復活出来るのか考えて挑戦する必要があります。
失敗の具体例
実際にどのような失敗が考えられるのか、2つの具体例と共に考えていきましょう!
※例に出てくる金額は大体のイメージとして考えてください。
人物設定:35歳独身男性、実家暮らし、自己資金500万円、毎月の生活費は10万円。
例1〉テナントを借りてパン屋を始める
〇初期費用は1100万円
・テナント料100万円(敷金礼金などを含む)
・設備投資1000万円(内装・外装・厨房機器)
〇毎月の固定費は60万円
・家賃20万円
・広告宣伝費5万円
・光熱費5万円
・材料費20万円
・生活費10万円
〇資金は1700万円
・自己資金500万円
・日本政策金融公庫からの借入1200万円
売り上げが伸びず1年間赤字が続き、資金が底をついてしまい借り入れの返済も出来なくなる。
結果:1年で閉店し1200万円の借金が残る
例2〉フリーランスのプログラマーを始める
〇初期費用30万円
・パソコン30万円
〇毎月の固定費15万円
・スキルアップ用の教材5万円
・生活費10万円
〇資金500万円(すべて自己資金)
1年間クライアントからの受注が無く売り上げゼロ。残り資金が300万円になる。
結果:1年間売り上げはなかったが自己資金(貯金)が300万円に減っただけなので、諦めずに続ける。
見ての通りこの2つの例の大きな違いは、初期費用と固定費の大きさです。
店舗を構えたり仕入れをしたりする業種は、営業するだけで多額の資金が必要になります。
一方、パソコン1台で出来るプログラマーは多額の資金が無くても始めることが出来ますし、1年間売上が無くても続けられました。
パン屋さんは危険だからプログラマーを目指しましょう!というわけではなく、あなたが起業したいと思う業種にはどのぐらいのリスクがあり、自己資金はどの程度必要なのかを正しく知る必要があります!
起業したいならとにかく調べる!
起業の準備で最も重要なのは調べることです!
起業はキレイごとだけではない
起業で成功するのは素晴らしいことですが、失敗するとどうなるのかを理解した上で起業に挑戦する必要があります。
勢いだけで頑張って失敗すると、自分ではどうしようも出来ない借金を抱える可能性もあります。
逆に失敗がどういうものかを理解しておけば、傷口が広がる前に対策を打てる可能性が高まるので起業する前に失敗と向き合いましょう!
現状と目標を把握することで道のりが見える
現状(スタート)と目標(ゴール)を把握することはとても重要です!
起業はマラソンに例えられることがありますが、スタートとゴールの分からないマラソンであれば、レースに参加することすら出来ません。
まずは現状を正しく把握し、目標に向けて何をするべきかを考えましょう。
行動は大切ですが、ゴールと真逆に走らない為にも現状と目標の把握は最優先です!
あとは行動するのみ!
失敗への理解、現状と目標の把握をしたら行動に移しましょう!
でも1歩目を踏み出すのが最も大変なので、中々動き出せないかもしれません。
そんな時は起業して成功した人にアドバイスをもらったり、背中を押してもらったりしましょう!