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【他人事じゃない!】損保ジャパン4000人削減し介護職に配置転換!

コギ美ちゃん
コギ美ちゃん
損保ジャパンが4000人の人員削減をするっていうニュースを聞いたんだけど、4000人の人たちは仕事が無くなるってこと?

コギまる社長
コギまる社長
ニュースを観ていると、4000人をグループ企業の介護職に配置転換するみたいだね!
給料が下がるみたいだし介護に携わったことが無い人がほとんどだから、退職する人もたくさんいると思うよ。

損保ジャパンがIT活用などにより4000人削減しグループ企業の介護職に配置転換というニュースは大きな話題になりましたよね!

損保ジャパンはもともと金融関係の会社なので、介護職をやりたくて損保ジャパンに入社した人はほぼいないはずです。

もしもあなたが損保ジャパンの社員で、上司からこんなことを言われたらどうしますか?

「明日からうちのグループ会社の介護職員として働いてもらうね。今よりも年収が250万円ぐらい下がるけど会社の業績も厳しいから頼むね!」

僕だったら間違いなく転職します!

もちろん介護というお仕事を否定するわけではなく、自分の理想とする仕事や条件とかけ離れているからです。

今回の記事では、損保ジャパンが4000人削減し介護職に配置転換というニュースを深堀し、配置転換されないための対策と配置転換される前にやった方が良いことをお話していきます!

AIやロボットの発展により人員削減の流れは加速しますが、自分から行動しないと変化の波に飲み込まれてしまいます。

損保ジャパンが4000人削減し介護職に配置転換する理由

損保ジャパンはどうして4000人削減し介護職に配置転換するのか順番に解説していきます!

1-1.IT活用により4000人が必要なくなった

今までは人が行っていた業務の一部がITに置き換わり4000人が必要なくなったというのが事の発端です!

でも日本では、4000人必要なくなったからといっていきなり解雇出来ないようになっています。

1-2.希望退職だと退職金を上乗せしないといけない

4000人を解雇することは不可能なので、まず考えるのは希望退職者を募ることだと思います。

ただ、4000人の希望退職者を募ると4000人の退職金と退職金の上乗せ(約1000万円)が必要になります。

希望退職者を募ると自己都合ではなく会社都合なので退職金の上乗せがあるのですが、4000人に1000万円支払うと400億円もかかってしまいます。

ということで希望退職者を募るには多額の現金が必要ということです。

1-3.介護職に配置転換し平均年収を250万円下げる

解雇はできない。

希望退職者を募ることも難しい。

そこで介護職への配置転換という方法が編み出されたわけです!

ただ介護職への配置転換をするわけではなく、平均して年収が250万円下げられるそうです。

1-4.配置転換を嫌がり退職すると自己都合になる

・いきなり介護職への配置転換

・年収が250万円下がる

この2つの悪条件があることがわかっているのに、会社の言う通りに介護職員として頑張る人は4000人中何人いるのでしょうか?

これに関しては正確な数字はありませんが多くの人が退職すると思います。

この場合は自己都合退職になるため退職金の上乗せが必要なくなります!

仮に4000人全員が自己都合退職した場合、希望退職者を募ったのと比べると400億円も削減出来ます。

それにしてもとんでもない方法を考えましたね。

配置転換されないための対策

損保ジャパンに限らず、技術の進歩による配置転換やリストラの波は色々な会社に押し寄せています。

今こそ配置転換やリストラされないための対策を考えないといけません!

2-1.AIやロボットで置き換われない人材になる

これはものすごく当たり前のことですがとても難しいことです!

システム化しやすい仕事や単純作業はAIやロボットの得意分野です。

・工場での組み立て

・データの入力

・荷物の運搬

このような仕事がAIやロボットに置き換わることは容易に想像できます。

こういう仕事をしてはいけないというわけではありませんが、どんなにデータの入力が早くても将来的にはAIやロボットに負けるのはわかっているということです。

AIやロボットの得意分野で戦って生き残るのは至難の業なので、AIやロボットでは置き換われない仕事をしたりスキルを身に付けたりする必要があります!

2-2.AIやロボットを操る側になる

AIやロボットを操ったりメンテナンスしたりする側になれれば強いです!

僕はこの分野に関して詳しくないので適当なことは言えませんが、AIやロボットを操る側になるのは経営者になるのと似ていると思います。

経営者は従業員に働いてもらい会社の利益を出して生活しています。

AIやロボットに働いてもらうのが操る側の人なので感覚的には経営者に近いですね。

配置転換される前にやったほうが良いこと

どこの会社でも損保ジャパンと同じようなことが起きても不思議ではありません!

配置転換される前にやった方が良いことも考えてみましょう。

3-1.他の収入源を作っておく

副業や投資などで本業以外の収入源があれば、本業だけに頼って生活するよりも安心感があります。

もしも配置転換が嫌で退職した場合も焦らずに転職活動が出来ます。

本業からの収入に依存することが1番のリスクなので、副業や投資はリスクを分散させるために必要です!

3-2.転職に有利なスキルを身に付けておく

・プログラミング

・WEBデザイン

・営業

上記のようなスキルを身に付けておけば、転職で良い条件の会社に入ることが出来るかもしれません!

もちろん先ほど挙げた3つ以外にも転職で有利なスキルはあると思いますが、今の仕事で身に付けられないスキルなら学ぶ時間と努力が必要ですよね。

早いうちに危機感を持ってスキルを身に付けられるかが運命の分かれ道です。

3-3.起業の準備をする

これは全ての人におすすめ出来る方法ではありませんが、起業の準備をしておけば会社を辞めることも出来ます。

配置転換が嫌だからという理由で何の準備もせずに起業するのは無茶ですが、あらかじめ準備しておけばいざという時の備えにはなります。

本当に起業したいなら配置転換とか関係なしに起業していると思うので、この方法が有効な人はごくわずかだと思います。

まとめ

社員数2万6千人の損保ジャパンでこのような動きがあったのは大きなニュースです!

これからAIやロボットに置き換わる仕事は増えてきますが、AIやロボットを脅威に感じているだけでは生き残れません。

人間だからこそ出来ることもありますし、何よりも今のうちから準備することが大切です!

「会社員だから安定」というのは一昔前の話なので、それぞれが危機感を持って行動することがお求められています。