日本政府が働き方改革の一環として副業を推進していることはご存知だと思います。
2018年は副業元年と呼ばれていましたが、副業解禁から1年で副業をしている人はどのぐらいいるのでしょうか?
調査結果を基に、副業解禁による世の中の流れとこれからの生き方を考えていきます。
ちなみに僕は会社経営をしながら副業もしているので副業推進派です。
副業に否定的な意見を持っている方もいるかもしれませんが、この記事を読むと副業に興味を持てるはずです!
ぜひ最後までお付き合いください!
Contents
副業を解禁した日本政府の狙いとは?
日本政府は副業を推進していますがその狙いを考えていきましょう!
老後の準備は自分でしなさいという警告?
終身雇用・年功序列・年金制度の崩壊は様々なメディアで報じられているので、危機感を持っている人は多いと思います。
あくまで持論ですが副業解禁により日本政府が伝えたいことは、
「会社や国で老後まで面倒見るのは難しいから、今のうちから自分で準備してください」
ということだと思っています。
今の会社で収入が安定して増えつつ定年まで勤めたり、数十年後に貰える年金を頼りに老後を過ごしたりすることが難しい以上、自分で何とかするしかありません。
副業をしている人はどのぐらいいる?
実際に危機感を持って副業をしている人はどのぐらいいるのでしょうか?
株式会社パーソル総合研究所が2018年10月に行った副業に関する調査によると、正社員のうち既に副業を行っているのは10.9%。
現在副業を行っていない人の中で副業をしたい意欲がある人は41%という結果になりました。
正社員の約半数が副業に興味を持っているということになります。
副業解禁に消極的な会社
政府は副業を推進していますが、実際は就業規則に【副業禁止】と記載されている会社は少なくありません。
株式会社リクルートキャリアが2018年9月に行った調査によると、副業を禁止している会社は71.2%でした。
政府が副業を推進しても7割の会社が副業を禁止していては、副業に挑戦する人が少ないのも無理はありません。
1つ覚えておいて欲しいのは、就業規則による副業の禁止に法的な拘束力は無いということです。
同業他社で働いたり機密情報を漏洩したりするのはいけませんが、就業時間以外に何をするのか制限出来ないのは当然ですよね。
副業のメリット・デメリット
副業をすることによるメリット・デメリットについて、実際に副業をしている僕の経験を基にお話します!
副業のメリット
・収入の柱を増やせる
・会社に依存しないことで精神的に楽になる
・本業だけでは身に付かないスキルが身に付く
・副業で得たスキルを本業に活かせる
・副業で稼げるようになれば会社を辞めることも出来る
副業のデメリット
・遊ぶ時間が減る
・時間管理が大変
・副業の内容によっては体力が必要
僕は副業推進派です!
先ほどの項であげたメリット・デメリットを踏まえながら、副業に対しての僕の考え方をお話します!
副業でスキルアップ
本業とは違う分野の副業をすることで、新しいスキルを身に付けることが出来ます。
僕自身、本業は対面でコミュニケーションを取るビジネスですが、副業ではインターネットを活用しているので全く違うスキルが身に付きます。
本業が副業に活かされたり、副業が本業に活かされたりすることもあるので、スキルアップの方法としておすすめです!
副業で人生の選択肢が増える
副業で稼ぐことが出来れば、経済的に豊かになると同時に人生の選択肢が増えます。
副業にかける時間を増やすことで利益が増えるのであれば、本業を辞めて起業することも出来ますし、会社に依存する必要がなくなることで精神的に楽になる人もいるはずです。
リスクを減らせる
収入の柱が増えたり新しいスキルを身に付けたりすることで、これからの人生のリスクを減らせます。
限られた仕事しか出来ない場合、社会の変化に対応出来なくなる可能性があります。
収入や仕事の分散は、財産を色々な形で保有しリスクを分散させるポートフォリオと似ています。
ポートフォリオは日本円・ドル・債券・株式・不動産などの性質の違うものにわけて保有するという考え方です。
仕事も1点集中させるよりも分散させた方がリスクは減りますよね!
まとめ
副業解禁は自分で稼ぐ力を付けるチャンス
リスクを取って起業しなくても、とりあえず副業に挑戦してみれば何もしない人よりも稼ぐ力は身に付きます!
まだ10.9%の人しか副業をやっていないということはある意味チャンスです。
あなたの隠れた能力を見つける為にも、副業で稼ぐ力を身に付けるのは良いことだと思います!
メリット・デメリットを考えた上で挑戦する
本業をやりながら出来る副業はデメリットが少ないです。
ですが、置かれている状況によって副業をしている場合じゃないこともあるので、しっかりとメリット・デメリットを考えて挑戦しましょう!
もしもあなたがブラック企業に勤めていて身も心もボロボロなのであれば、副業よりも今の仕事を辞めることが先ですし、新しい仕事を始めたばかりで覚えることが山ほどあるなら本業に専念するのが先です!
僕は副業を積極的におすすめしていますが、今の自分自身の状況をしっかりと把握した上で副業に挑戦しましょう!