「45歳以上の早期退職者募集」というのは数多くの企業から発表されました。
この流れはまだ続くことは確実だと思いますが、いざ自分の会社で同じことが起きた時にどのように対処するのか、あなた自身がどのような選択肢を選べる状態なのかは非常に大切です!
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45歳以上の早期退職者募集をした数多くの有名企業
2018年以降に早期退職者募集をした主な企業(カッコ内が募集人数)
・コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(700人)
・協和発酵キリン(1600人)
・大正製薬ホールディングス(948人)
・アステラス製薬(600人)
・日本ハム(200人)
・アルペン(300人)
・カシオ計算機(200人)
上記のような大企業で45歳以上の早期退職者募集が実施(計画)されています。
どうして「45歳」なのか?
あくまで僕の意見ですが、経営者目線で考えればほぼ間違いない事実だと思います。
人件費を安く抑えることで会社の利益を確保する
とてもシンプルですが、経費を抑えれば利益が増えます。
今回の場合、人件費を削減することで経費が下がり、売上が同じでも利益が出やすくなります。
45歳以上の賃金が高いから
なぜ「45歳」という年齢がボーダーラインとして設定されているのかというと、賃金が高い傾向にあるからです。
年収800万円の45歳を1人雇うのと、年収400万円の25歳を2人雇うのであれば、同じ人件費でも後者の方が生産性が高い可能性が大きいですよね。(社会保険料などの細かい計算は無視しているので、おおよそのイメージとして捉えてください)
多くの企業は年齢と共に役職と給料が上がるので、早期退職者は45歳以上が対象となっていると考えられます。
早期退職者募集への対応策とは?
現実に目を逸らしても仕方がないので、早期退職者募集への対応策を考えていきましょう!
会社にとって価値ある人材になる
これはとてもシンプルですが、会社にとって辞められたら困る人材になることです。
仮にあなたの年収が1000万円でも、あなたが4,000万円の利益を出しているのであれば早期退職者してほしくないはずです。
又、あなたにしか出来ない仕事があるような場合も強いですよね。
転職に有利なスキルを身に付ける
これは早期退職した場合ですが、他の企業から声がかかるようなスキルがあれば早期退職をしても焦ることはないでしょう。
スキルは突然身に付くわけではないので、いざという時の為に地道に積み重ねることが必要ですね。
退職しても生きていける状態にする
会社員としての給料以外に生活費を賄えるだけの収入があれば、早期退職しても問題ないですよね。
副業・不動産・株など色々な方法はありますが、どれも会社員としての勤務時間とは別に時間確保して、勉強したり行動したりしないといけません。
それぞれの状況によって毎月必要なお金は違いますが、もしあなたの生活費が月30万円だとしたら、月30万円を何かしらの方法で安定的に作ることが出来れば良いわけです。
言葉にするのは簡単ですが少し頑張っただけで稼げる金額ではないので、会社に勤めているときから計画性を持って行動することが、あなたの心の安定剤になると思います。
会社依存は危険!
「会社の為に!」と一生懸命働くことは素晴らしいことですが、会社に依存し過ぎてしまうと非常に危険です!
会社はあなたを守ってくれない
会社の業績が順調に伸びているときは、会社の為に働き成果を出し続けることで役職が上がったり給料が上がったりすると思います。
ですが、会社の業績が低迷すると早期退職者を募集したりし、リストラを行ったりして経費削減に取り組む可能性があります。
なぜなら、会社の目的はあなたを守ることではなく事業を行い利益出すことだからです。
リストラや早期退職者募集は、「倒産」という最悪の事態を避ける為の手段の1つなので、どんな大企業でも行われる可能性はあります。
結局は自分次第
会社に依存してしまうとリストラや倒産が起きた時に大きな影響を受けてしまいます。
それだけでなく、会社に依存していることで会社内での理不尽な要求や、長時間労働を受け入れざる負えない状況になる可能性があります。
会社員として働くのが危険というわけではなく、経済的・精神的に会社に依存してしまうとあなたの人生が壊れる可能性があるということです。
いざという時の為に
もしも倒産やリストラが起きた時のことを考えて準備をしておきましょう!
それぞれにあった方法があると思いますが、
・転職で役立つスキルを身に付ける
・副業を始めてみる(休日や帰宅後に出来るもの)
・投資の勉強をする
このあたりが王道だと思います。
僕がこのブログで主張したいのは、
「あなたの勤めている会社が倒産したりリストラを行ったりする可能性がある時代だから、今のうちから準備しましょう!」ということです。
会社員として懸命に働くのは素晴らしいことですが、今の仕事があなたの自己成長に繋がっているのか?誰でも出来るような作業を何となくこなしているだけではないか?
自分自身に問いかけてみてください。
現状に不安があるのなら、勉強したり副業を始めたりすることをおすすめします。
自分で生きる力をつけていきしょう!