大前提として必要な睡眠時間は人それぞれ違います!
年齢・アレルギー体質・遺伝など様々な要因によって適切な睡眠時間は変わってきます。
「ショートスリーパー」という極端に少ない睡眠時間で生活することを推奨している記事や書籍も見かけますが、「ショートスリーパー」として生きていけるのは特定の遺伝子を持った人だけだという事が証明されています。
逆に、8時間寝ても足りない人がいることも証明されています。
特殊な人を除けば、とりあえず7時間睡眠をすることをおすすめします!
Contents
どうして7時間睡眠しないといけないのか?
最低でも7時間睡眠をしないと沢山のデメリットがあるので、それについてお話していきます!
脳に疲労がたまり続ける
脳は1日活動すると疲労がたまります。
ハードなトレーニングをした後に筋肉に疲労がたまるのと同じですね。
脳の疲労が回復するのは睡眠中なので十分な睡眠が取れていない場合は疲労が蓄積し、脳本来のパフォーマンスが引き出せなくなってしまいます。
「休日にたくさん寝ているから大丈夫!」
と考えている人もいるかもしれませんが、休日だけたくさん寝たところで脳の疲労は回復しないことは科学的に分かっています!
太りやすくなる
睡眠不足になると食欲を高めるホルモンが多く分泌され、食欲を抑えるホルモンの分泌が抑制されます。
そのため、睡眠不足になると無意識のうちに食べ過ぎてしまい太ってしまいます。
病気になりやすくなる
睡眠不足になると、ガン・糖尿病・心筋梗塞などの疾患にかかるリスクが大きくなります。
代表的なものをあげましたが、これ以外にも色々な病気で睡眠不足との関係が明らかになっています。
疲労がたまる・太る・病気になる。
控えめに言っても最悪ですよね。
寝不足の人が7時間睡眠を実践する方法
まずは就寝時間と起床時間を決める
人間は一定のリズムで生活することが好きなので、就寝時間と起床時間はあらかじめ決めましょう!
「どうしても休日は長く寝たい!」
という場合は、平日より1時間ぐらい長く寝るのは良いと思います。
それでも仕事中にボーっとしてしまうのであれば、平日の睡眠時間が足りていないか睡眠の質が悪いので改善が必要ですね。
「仕事や通勤時間を考えると7時間睡眠は無理!」
という方もいるかもしれませんが、その場合は働き方を変えることを考えた方が良いと思います。
まずは自分の身体が大切なので、睡眠不足で自分の身体を痛めつけてまでやるべき事は無いです!
寝る前にやってはいけないこと
・コーヒーを飲む
・たくさんお酒を飲む
・激しい運動
・スマホやパソコンを触る
・明るい光を浴びる
この5つは睡眠の質を下げることが科学的に証明されているので出来るだけ避けましょう!
寝る前にやったほうが良いこと
・ストレッチ
・寝る1時間前までの入浴
・ラベンダーの香りを嗅ぐ
・瞑想
この3つは、睡眠の質を上げたり寝つきを良くしたりする効果があるので、どれか1つからで良いので取り入れてみましょう!
朝起きた時にやった方が良いこと
・ベッドメイク
・コップ1杯の水を飲む
・太陽光を浴びる
ベッドメイクは意外かもしれませんが、起きてすぐにベッドメイクをすると朝から活動的になることが研究で分かっています!
睡眠不足の時と現在を比較【実体験】
睡眠時間を変えてから良い変化が多いので実体験をお話します!
平均睡眠時間5.5時間の時(1年前)
日常生活ですごく困ることは少なかったですが、昼寝をしても日中に眠気を感じる回数が多く集中力が持続しにくい感覚がありました。
1時30分に寝て7時に起きていたので、生活リズムが夜型になり午前中の生産性が落ちていました。
本当は集中力が高い午前中に大きな仕事を済ませた方が良いですが、毎朝急いで準備して出勤するだけでしたね。
平均睡眠時間7時間の時(現在)
現在は0時に寝て7時に起きています。
昼寝は続けていますが日中に眠気を感じることはほとんどなく、集中力が持続しやすい気がします。
何よりも午前中に重要な仕事を出来るようになり、効率よく仕事が出来ています!
いきなり1時間30分も睡眠時間を延ばすのは大変だと感じるかもしれませんが、慣れてしまうと以前の生活に戻る方が大変です!
とりあえず7時間は寝ましょう!
人によって最適な睡眠時間が違うので、7時間睡眠があなたにとってベストか分かりませんが、とりあえず7時間寝ておけば健康に影響が出ることはほとんどありません!
今の睡眠に満足していないのであれば、色々な方法や時間を試して自分に合った方法を見つけるしかないので、まずは7時間睡眠からはじめましょう!
人生の約3分の1を占める睡眠だからこそ、質と時間を追求することが大切です。
あなたの人生を充実させるためにも睡眠について考えてみましょう!