前回のブログで「科学的に正しい貯金術①」として、【ノスタルジーを感じると貯金しやすくなる】という研究を紹介しましたが、今回は科学的に正しい貯金術の2つ目をお話します!
今回は「くり返し思考」を使ったテクニックです。
このテクニックは1分もあれば実践出来るので、ブログを読み終えたらぜひ実践してみて下さい!
Contents
くり返し思考を持つとお金が貯まりやすくなる!
2013年にライス大学が行った研究で、毎日が同じイベントのくり返しだと考える「くり返し思考」を持った人の方が貯金できるということがわかりました!
研究内容
グループA:2週間後までに貯金を増やすように意識させる
グループB:毎日は同じイベントのくり返しだと考える「くり返し思考」を持
つように意識させる
研究結果
2週間後、グループBはグループAに比べて82%も貯金額が多くなった!
意識した事が違うだけなのに大きな差がつきました!
どうしてくり返し思考が貯金に繋がるのか?
毎日の支出に敏感になる
研究者によると、時間は未来に向かって一方向に進むものと考えると、
「今日は誘惑に負けてお金を使ったけど明日から節約すればいいや」
と考えてしまい、結局浪費癖は治らないそうです。
グループAはただ単純に貯金を増やすように意識しただけなので、時間に対する価値観は上記に近い可能性が高いですよね。
グループBのように「くり返し思考」を使うことで、今日の浪費は明日の浪費に繋がることが分かっているので、毎日の支出に敏感になり浪費が減ります。
具体的な貯金プランや習慣を作るのにも「くり返し思考」は適しているようです!
明日やろうは馬鹿野郎
「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉は聞いたことがあると思いますが、明日やろうという考えは「くり返し思考」の真逆の考え方ですよね!
明日やろうと思っても今日出来ていないのなら明日も出来ませんし明後日も出来ません。
「くり返し思考」は毎日の小さな改善を生んでくれる考え方です!
実践編
「くり返し思考」を効率よく身に付け、貯金をするための具体的な方法を考えてみましょう!
「毎日は今日のくり返し」と書く
人間は書くことで記憶に残りやすくなる性質があります!
「毎日は今日のくり返し」と書き、毎日自分が見る場所に貼りましょう。
お金を使いたくなるタイミングが来た時に「くり返し思考」を思い出すことで、浪費を食い止めることが出来ます。
1週間だけ支出をチェックする
毎日地道に家計簿を付けて1円単位まで計算している方もいるかもしれませんが、ほとんどの人は毎日欠かさずに家計簿を付けることは出来ませんよね。(僕も何度も挫折しました笑)
そこでおすすめするのが、1週間だけ支出をチェックするという方法です。
1年は約52週間あるので大まかに考えると、1週間の支出×52=1年間の支出となります!
もちろん1か月単位で払うもの(家賃、車のローン、奨学金、光熱費など)は別で計算する必要がありますが、食費・雑費・交際費などの変動費を1週間チェックすることで、1年間の支出をある程度予測することが出来ます。
まとめ
「くり返し思考」は、
・考え方を変えるだけなので誰でも出来る
・今すぐに出来る
・貯金以外にも応用出来る
この3点が素晴らしいところです!
「くり返し思考」を持つことで、毎日の食事に気をつけるようになり体重が減ったり、毎日の悪い習慣減らしたりすることが分かっています。
毎日は同じイベントのくり返しと考えるとつまらなく感じるかもしれませんが、毎日同じことが続くなら良い習慣を続けることで大きな成果になるという事です!
この研究で82%も高い貯金が出来たのは何よりの証拠です。
あなたも今から「くり返し思考」を持って、自分の人生をより豊かにしていきましょう!
次回は、科学的に正しい貯金術③についてお話します!
とりあえず③までで貯金のお話は一区切りにするので、3つ目のテクニックもぜひご覧ください。
3つの中のどれか1つを実践するだけでも、科学的に大きな効果が実証されているので実践してみてください!