お金

老後のお金はいくらあれば大丈夫?【実際に計算してみた!】

コギ美ちゃん
コギ美ちゃん
年金だけでは老後の生活が苦しいって言われているけど、実際のどのぐらいお金があれば安心して生活が出来るの?

コギまる社長
コギまる社長
働き方や家族構成によって必要なお金は大きく違うから、実際に計算してみるのが大切だよ!

「年金だけでは老後資金が足りない」

「今のまま定年を迎えて大丈夫なのか」

「老後の生活を考えると不安になる」

このように感じている方は多いと思います!

僕自身も不安がありましたが、老後にどのぐらいのお金が必要なのか計算することで漠然とした不安は消え、やらなければならないことが見えてきました。

僕たち夫婦は会社員(僕)と専業主婦(妻)という形です。(会社を経営していますが年金は会社員と同じ扱いになります)

・会社員(夫)と会社員(妻)

・自営業(夫)と専業主婦(妻)

・自営業(夫)と会社員(妻)

・公務員(夫)と専業主婦(妻)

・公務員(夫)と会社員(妻)

・結婚していない

上記以外にも色々なパターンがあるので、それぞれ将来もらえる年金は大きく変わります!

僕たち夫婦が会社員と専業主婦という形なので、今回はこのパターンで計算し老後にいくら必要なのかを解説していきます。

僕たち夫婦は老後に最低3200万円必要!

1-1.ゆとりある老後には毎月34.9万円必要

公益財団法人生命保険文化センターが行った調査によると、ゆとりある老後生活費には毎月34.9万円が必要のようです!

ゆとりある生活というのは、旅行に時々行ったり趣味を楽しんだり出来るような生活を指しています。

老後はゆとりのある生活をしたいと思う方が多いと思うので、毎月34.9万円が必要という前提で計算していきます!

1-2.僕たち夫婦の年金は毎月24.2万円

三井住友銀行が提供している年金試算シミュレーションで僕たち夫婦の年金を計算してみました!

・僕は60歳退職で65歳から受給開始

・厚生年金加入期間は22歳から60歳まで

・年収400万円(役員報酬)

・妻は専業主婦で65歳から受給開始

上記の条件でシミュレーションしました。

その結果...

・僕は毎月17.8万円

・妻は毎月6.4万円

・合計24.2万円

毎月24.2万円の年金がもらえる計算になりました!

ここで注意しなければいけない点が1つあります。

このシミュレーションは年金制度が死ぬまで維持出来ていればという仮定のものなので、本当に24.2万円もらえる可能性は究めて低いです!

今回はこのシミュレーションの金額をもとにお話していきますが、日本の年金制度を信用しすぎるのは危険だということを念頭に置いて読んでください!

1-3.年金だけでは毎月10.7万円足りない

34.9万円-24.2万円=10.7万円

ゆとりある老後を送るには年金だけだと毎月10.7万円足りないことになります。

仮に2人とも90歳まで生きたとすると

10.7万円×12か月×25年=3210万円

年金以外に3210万円を準備する必要があります!

人生100年時代と言われていますが、もし2人とも100歳まで生きればさらにお金が必要になりますよね。

3200万円をどうやって準備する?

僕たち夫婦が60歳まで働き65歳から年金をもらう場合、65歳の時点で最低3200万円が必要ということがわかりました。

この3200万円をどうやって準備すれば良いのか考えてみましょう!

2-1.貯金

僕は今26歳です。65歳まではあと39年あります。

貯金で3200万円を準備しようと思うと毎月7万円貯めれば65歳で3200万円貯まります!

7万円×12か月×39年=3276万円

実際に計算してみるとこんな感じでした。

2-2.投資

先ほどは貯金で3200万円を準備する計算をしましたが、投資は貯金よりも早く貯まる可能性があります!

楽天証券の積み立て簡単シミュレーションで計算してみます。

・毎月3.7万円を積み立て投資

・積み立て期間は39年

・年利は3%

この条件で計算すると約3281万円積み立てられます!

あくまでシミュレーションではありますが、貯金と比べると効率良く3200万円貯めることが出来ます。

年利3%というのは投資の基本的な勉強さえしておけば誰でも狙える数字です!

日本人は投資の勉強をしたことがない人が多いですが、大切なお金を効率よく増やすために勉強することをおすすめします。

2-3.死ぬまで働く

60歳で退職し年金だけで生活しようとすると3200万円必要になりますが、年金以外の収入があれば3200万円も必要ありません。

65歳以降も働ける健康な身体であることが大前提ですが、年金だけでは不足してしまう10.7万円を働いて稼ぐことが出来れば、理論上は蓄えが無くてもゆとりある老後を過ごすことが出来ます。

僕自身は死ぬまで働きたいとは思っていませんが、人生100年時代の1つの選択肢にはなると思います!

そもそも年金だけに頼るのは危険!

3-1.間違いなく年金受給額は減る

今回のシミュレーションは今の年金制度が維持出来た場合のものです。

これからも日本の人口は減り続けるので受給額が減ることは間違いありません。

便宜上3200万円で計算しましたが、実際にはもっと多くのお金が必要な可能性が高いです!

3-2.いつからもらえるのかわからない

年金の財源には税金や積立金などもあるので、年金制度が完全に崩壊して1円ももらえないということはたぶんありません!

でも、受給開始年齢が65歳ではなく70歳や75歳になる可能性はあります。

受給開始年齢が遅くなるほど年金を頼りに生きるのは難しくなります。

3-3.今のうちから資産を作ることが大切

年金だけに頼るのは危険なので、今のうちから資産を作って年金以外の収入源にすることをおすすめします!

不動産・株式・債券などの投資が代表的なものになります。

自分が働いてお金を稼ぐことも大切ですが、お金に働いてもらえば身体が不自由になっても稼ぐことが出来ます!

年を取ってから資産を作ろうと思っても限界があるので、出来るだけ早い段階で投資の勉強をしてコツコツと資産を作る。

ゆとりある老後を送るための1番現実的な方法だと思います!

まとめ

僕たち夫婦の場合、ゆとりある老後を送るには最低でも3200万円が必要だということがわかりました!

この金額は人によって大きく違うので、まずは三井住友銀行の年金試算シミュレーションで計算してみて下さい!

今の年金制度が維持できた場合のシミュレーションだということは強調しておきます!

年金だけに頼って生活しようと思っている人は少ないと思いますが、年金だけに頼らないためにどのような対策をすれば良いのかを考えることが1番大切なことです。

ぜひ1度真剣に考えてみてください!