こういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、延べ2万人以上の健康をサポートしてきました。
その経験と知識を使って妻と2人で7kgのダイエットに成功し、リバウンドもしていません。
2人で7kgというと少なく感じる人もいるかもしれません。
7kg痩せるのも20kg痩せるのもやることは変わらないので、あなたのダイエットの参考になると思います。
夫婦一緒にダイエットする方法【具体的な食事と運動】
ダイエットの基本は食事と運動です。
基本をしっかり押さえてダイエットを確実に成功させましょう。
夫婦一緒のダイエットはルールが大切
夫婦一緒に痩せるためには日常生活でのルールを決めることが大切です。
「2人でダイエットを成功させるぞ!」という気持ちは大切ですが、今までの行動の積み重ねが2人の身体を作っていることを忘れてはいけません。
耳が痛いかもしれませんが、現状を受け入れてどうすれば行動を変えられるのか考えないとダイエットは失敗します。
夫婦とはいえ他人
めちゃくちゃ当たり前のことですが、自分と同じ考え方や価値観を持っている人はいません。
何十年一緒に暮らしてきた夫婦だとしても他人です。
サッカーをイメージしてみてください。
選手の適正に合わせてポジションが決まり、監督が決めた作戦を実行するから勝てるんです。
ポジションも作戦も無かったら試合になりません。
夫婦でダイエットをするのなら2人のダイエットルールを決めてそれを実行する。
ルールを決めることがダイエットの第1歩です。
食事で痩せるか、運動で痩せるか
ダイエットに対する考え方で割れやすいのが、食事で痩せる派と運動で痩せる派です。
どちらでも痩せることは出来ますが、夫婦2人でダイエットをするなら方向性を決めないといけません。
奥さんは食事で痩せる派で旦那さんは運動で痩せる派だと、それぞれの努力の方向が違うので上手くいきません。
夫婦で同じ食事と運動をした方が痩せやすいので、2人で相談して食事と運動のルールを決めましょう。
その為に必要なポイントはこのあと解説していきます。
夫婦で痩せる食事ルールの作り方
夫婦で痩せる食事ルールの作り方を手順に沿って解説します。
①食事の回数を決める
1日何食だったとしても痩せることは出来ます。
それぞれの生活リズムによって決めてもらえばいいですが、1日3食が継続しやすいと思うのでここから先は1日3食でダイエットをする仮定で解説します。
②食事の時間を決める
食事の時間は出来るだけ固定しましょう。
体内時計は食事の影響を受けるので、毎日バラバラな時間に食べていると体内時計が乱れやすくなります。
体内時計が乱れることで睡眠の質が悪くなりダイエットにも悪影響を及ぼします。
帰宅時間が日によって違う場合は夕食だけ時間を変えても良いですが、朝食は体内時計に大きく関わっているのでなるべく固定しましょう。
③食事の量を決める
カロリー計算を正確にするのは不可能なので、だいたいの食事量を決めましょう。
おすすめはお皿のサイズを固定することです。
ワンプレートに盛り付けても良いですし、ご飯用のお茶碗とおかず用の取り皿を決めてもいいと思います。
食事の量をコントロール出来ないと100%太るので、毎食同じぐらいの量になるように工夫しましょう。
特別な理由がない限りお代わりは禁止ですよ。
④おやつのルールを決める
ダイエットとはいえ、お菓子やスイーツも食べたいですよね。
おやつが無意識の習慣になっているのは良くないですが、生活を豊かにするためのご褒美として食べるのは大丈夫です。
例えば、
・スイーツは休日だけOK
・お菓子の買いだめは禁止
・お菓子は仕事の休憩中だけ100kcalまでOK
こんな風に2人で相談して決めてください。
最初はどのぐらい厳しくすれば良いのか分からないと思いますが、ルールは後から変えられるのでとりあえず決めちゃいましょう。
⑤例外について決める
生活していればルールに収まらないこともたくさんあります。
・旅行中のルールはどうしよう
・飲み会の時はどうすればいいんだろう
・ママ友とのランチ会は食べ過ぎちゃう
・記念日や誕生日ぐらい好きなように食べたい
人それぞれ色々な例外があると思いますが、例外になったときにどうするのかも決めましょう。
ルールで縛り過ぎてもダイエットを継続できなくなります。
先ほど挙げたような状況はダイエットのことを意識せずに楽しんでもいいと思います。
⑥PDCAを回す
PDCAはPlan(計画)Do(実行)Check(確認)Act(改善)のことです。
「計画を立てて実行し、その結果を確認し改善する」
このサイクルを回すことがダイエットにおいて最重要です。
夫婦でダイエットをするのは初めてなのに、いきなり完璧な計画を立てることなんてできません。
計画を立てている時は、
「この計画を実行すれば絶対に痩せる」と思うかもしれませんが、そんな簡単に痩せられる人は少数です。
・このルールだと継続するのはきついかも
・もう少しスイーツの頻度を増やしたいなあ
・食事の量を減らしても意外と気にならないなあ
こういう風に実行してから気づくことってたくさんありますよね。
それを放置しておくのはとてももったいないことです。
せっかく気づいたなら、それをルールの改善に生かしてさらに実行しましょう。
夫婦2人でのダイエットでも、1人でのダイエットでも「PDCAを回す」というのは最重要です。
※食事制限をせずにゆっくり痩せる方法はこちらを参考にしてください。
食事制限なしでもダイエットは可能です!【ポイントは5つ】
夫婦で痩せる運動ルールの作り方

基本的な流れは食事ルールの作り方と似ているので簡単に解説していきます。
①運動の内容を決める
一言で運動といっても色々なものがありますよね。
夫婦でダイエットをするなら2人で一緒に出来て継続しやすいものがおすすめです。
・ウォーキング
・ジョギング
・自宅でヨガ
・自宅で筋トレ
まずはこの4つの中から選ぶといいと思います。
いきなりハードな運動を選ぶと継続できなくなるので、ランニングやジムでの筋トレは運動に慣れてからがおすすめです。
②運動の頻度を決める
継続することが何よりも重要なので、まずは無理のない範囲で行いましょう。
2人とも仕事と休日が同じ日なら、平日と休日で運動の内容を変えながら毎日行えるのがベストです。
例えば、平日は朝に20分ウォーキングをして休日は自宅でヨガをするといった感じです。
運動の頻度と内容は人によって違いが出やすいので、継続しやすい内容を模索してみてください。
③例外について決める
これは食事のルールの作り方と一緒ですね。
運動をする時間が作れないときはしょうがないので、絶対にルールを守らないといけないという考え方は捨てましょう。
例外を認めずにルールに縛り付けるのは不可能なのであきらめましょう。
④PDCAを回す
これも食事のルールの作り方と一緒です。
運動を実行してみたけれど継続するのが難しいようであれば頻度や時間を減らせばいいですし、余裕があるなら増やせばいいです。
ジョギングや家での筋トレに飽きたらジムに通ってもいいと思います。
いきなりジムを契約する人がいますが、運動習慣が全くない人がジムに行っても続きません。
「もっと運動量をふやしたいからジムに行こう」と思ってからの方が良いです。
夫婦一緒の方がダイエットしやすい

「夫婦一緒にダイエットする方法は分かったけど、今まで1人でダイエットをしても痩せなかったのに、本当に2人で痩せられるのか不安」
こういう風に考えている人もいるかもしれません。
1人でも痩せられないのに2人で痩せることはイメージしにくいですよね。
でも安心してください。夫婦一緒のダイエットだから痩せやすいんです。
生活習慣を改善しやすい
「太る生活習慣を痩せる生活習慣に変える」
これがダイエットを成功させる唯一の方法です。
1人暮らしであれば生活習慣は全て自分で決められますが、家族がいると違いますよね。
夫婦2人でダイエットをするということは家族全体の生活習慣を変えることになります。
スイーツを食べる頻度を少なくしようと思っても、目の前でスイーツを食べている人がいたら耐えるのは大変です。
でも、夫婦でダイエットをすることで生活習慣を改善するハードルが下がります。
家族の協力なしで痩せるのは難しいので、夫婦でダイエットする方が痩せやすいです。
お互いがサポーターになれる
あなたは今までダイエットに挫折したことはありませんか?
1人でダイエットを成功させる人もいますが、ほとんどの人が失敗してしまいます。
ダイエットに失敗する大きな原因が、「誰にも見られていない」という環境にあります。
ライザップに行くとほとんどの人が痩せますが、特別なメソッドがあるからではなくトレーナーさんに見られているからです。
かと言ってずっとトレーナーさんにサポートしてもらうのは金銭的に難しいですよね。
でも、夫婦でダイエットをすればお互いがそれぞれのサポーターになれます。
奥さんが食べ過ぎたら旦那さんが指摘できますし、旦那さんが運動をサボっていたら奥さんが指摘できます。
ダイエットは無理なく継続することが何よりも大切なので、お互いがサポーターになれるのはとても良いことです。
1人でダイエットをするよりも夫婦でダイエットをした方がメリットが多いので、あなたがダイエットを検討しているなら旦那さんや奥さんも一緒に挑戦することをおすすめします。